先輩紹介
UIターン座談会
バイタルリードでは、毎年2~5名ずつ仲間が増えていますが、その中でも近年Iターン・Uターンでの入社が多くなっています。
今回、UIターンで入社した4名に集まってもらい、座談会を開催しました。
メンバー紹介
入社の経緯をおしえてください
私はもともと大学・大学院で公共交通の研究をしていて、転職する際に当時の指導教員を通じて会社を紹介して頂きました。
転職するときに「技術力が鍛えられる会社に行きたい」と言ったら、じゃあここがいいよ、とおススメしていただいたのがきっかけです。
たまたま自宅近所で開催されていたIT@WORKS島根が主催する転職フェアに、ふらーっと参加したところ、バイタルリードのブースに誘われてお話を聞きました。
「地方を元気にする仕組みを作りたい」という社長の言葉と、熱いラブコールを頂きましたので、入社を決意しました
私は地元が島根なのですが、入社前は首都圏に住んでいました。Uターンを考えているときに、髙尾さんが参加されたイベントと同じイベントが渋谷で開催されることを知り参加しました。そこですでに入社された髙尾さんが企業側で参加しておられて声をかけていただいたのがきっかけです。
私も島根県が地元です。松江市で生まれ、高校卒業まで松江で過ごしました。大学は、奈良県にある奈良女子大学に通いました。卒業後、新卒でバイタルリードに就職して、入社後2年は広島支店に勤務していましたが、3年目から出雲本社に勤務しています。
Uターンの方へ どうして県外に出たのに島根に戻ってこようと思われましたか?
子育てと仕事の両立が辛くて(笑)島根に帰るなら子どもが小学校に上がる前だと思って、鳥取出身の夫や、実家の親にも相談して決めました。実際は親にはそこまで頼っていませんが、精神的な安心感が大きいのと、自宅・子供の園・職場が近くなり、車ですぐ行ける距離になったので、都会にいたときより楽になりました。
私は単純に生まれ育った松江の街が好きで、実家で過ごす時間が好きだったので、大学を卒業したら松江で暮らせる範囲の職場に就職したいと思っていました。また、地元に住む家族や友人といった身近な人の生活の役に立つ仕事がしたいと思い、島根での就職を希望しました。
Iターンの方へ 都会での仕事の仕方と島根or広島での仕事の仕方の違いがありますか?
自分の仕事のロールには、違いはありません。
扱う業務の規模感やサービスの利用者層、業種には違いがあります。
行政とのお付き合いは初めてなので、進め方の違い等には戸惑いもありましたが、特に問題ありません。
私の場合は前職が公務員で、かつ職場環境が特殊だったので仕事は結構違いましたね。
広島支店はいわゆる「働く母」の割合が高いので、家庭的な話題(雑談含め)が多いように感じました。
その意味では、仕事の視点も男性ばかりの視点とは違うように感じています。
移住のするにあたり何か不安がありましたか?また、その不安はどのように解消されましたか?
前職で広島には住んだことがあり、土地勘もあったので不安は無かったです。
広島という地が住みやすくてとても気に入ってます。
それから、割と方言を習得しやすいらしく、クライアント先の土地でも自然と言葉を使い分けたりしていますよ。
私も不安は全くありませんでした。
学生時代から色々な場所で暮らしていましたし、東京も地元ではありませんので、抵抗なく来ることができました。
あ、1点、雪が積もる土地には暮らしたことがなかったので、雪ってどんなんだろ…という心配はありました。
一番は、やはり金銭面でした。首都圏と比較するとどうしても収入は下がるので、生活がどう変わるのか不安でした。
IT@WORKS島根やふるさと島根定住財団のサイトなどでUIターン経験者のインタビュー記事を読みあさり、生活費の計算をしたりして不安を解消しましたよ。
もともと、仕事以外で家からあまり出ないタイプなので、住む場所は関係ないんじゃないかと思ってました。だから、ほぼ不安はないに近かったです。
強いてあげるとすれば、島根に住んでいると関西や広島と比べて自動車の運転を必要とされるシーンが多いので、そこは不安でした。今もそうですが、自動車の運転がそんなに得意な方ではないので…。でも、慣れましたよ。
島根or広島での暮らしの満喫方法を教えてください
色んな温泉に日帰りで行けるのも最高ですよね。あと、自然といえば、三瓶山にドライブに行ったり、海を見に行ったり、釣りをしたり…。都会よりも、普通の土日に非日常が味わいやすい環境だと思います。
また、実家に子どもを連れて行くと、従兄弟同士で仲良く遊んでいて、帰ってきて良かったなとしみじみ思います。祖父母にも、以前は、年に2~3回しか会わせてあげられなかったので、親孝行できている気がします。
うちは実家がそこそこ広い庭つきの家なので、家庭菜園を楽しんでいます。そういうのが好きな人には良い環境だと思います。島根に帰ってきた2年目くらいから色々なものを育てて楽しんでいます。
これぞ島根だなーと思うのは、シニア世代の人との「お茶」の時間です。際限なくおかわりのお茶が注がれ、甘いものから塩辛いものまでさまざまなお茶請けが出てきます。自分がもてなす側になった時も、お茶碗のお茶が減りを観察してすかさず注ぐようにしています。島根というか松江アルアルかもしれませんが、親せきの家に行くと、普通のノリで薄茶(お抹茶)が出てくるのでびっくりします(笑)。
もともと旅行とかが好きで色んなところに出かけていたのですが、広島にいると中四国地方はサクっと出かけられるので楽しいです。コロナで遊びに行けない状況なので、今は遊びに行きたくてウズウズしてます。
それから、家の近くに魚や肉が新鮮で安くておいしい業務スーパーができて、すごく重宝してます。
毎週末のお買い物でほかのスーパーと比べて1,000円以上違うので、別のスーパーに行かざるを得ないときに金額を二度見することもあります(笑)。
UIターンで入社を希望される方へのメッセージをお願いします
Iターンの方は、不安もあると思いますが、まずは一度来てみて、シミュレーションしてみてください。
仕事だけではなく、生活面を含めたライフプランを考えて、その上であとは行動あるのみです!
当社はUIターンのメンバが多くいるので、アウェイ感はないと思います。
仕事面では、自分で業務の幅を決め、はみ出したくない方は、楽しめない可能性があります。
まだまだ人数も少ない会社ですので、軸は決めつつも、柔軟な対応が求められることも多くあります。
いろんなことにチャレンジしてみたい方には、楽しめる環境だと思いますよ。
プロ野球に来る助っ人外国人が活躍するか否かは日本の文化を尊重しているかどうかがカギと聞いたことがあります。広島だとエルドレッド選手は非常に愛された選手でした。
Iターンも同じだと思います。その土地の言葉や食文化などを楽しんで、馴染んでいくことで、より生活が楽しくなると思いますし、困ったときにも助けてくれる関係になると思います。それから、広島県ではUIJターンの人たちの集まりもありますので、そういったところに顔を出すのも1つの手段だと思います。ぜひ一緒にIターンライフを楽しみましょう!
当社はUIターン経験者も比較的多く、特に情報システム部は転職者ばかりなので、馴染みやすい環境だと思います。
不安な点があれば、入社前にWeb面談や会社見学を行うなど、出来る限りサポートできると思います。
一緒に働ける日を楽しみにしています!