先輩紹介
先輩の声 / 既卒向け中堅層
入社動機
ヨーロッパで公共交通を軸にしたまちづくりを目の当たりにし、これからは公共交通の時代だと確信
大学時代から交通や都市計画に興味があり、研究していました。 卒業後、大手コンサルティング会社で主に道路交通に関する仕事をしていましたが、この頃から国が政策として公共交通に力を入れはじめ、公共交通に関する仕事をしたいという思いが強くなりました。 30歳の時に一念発起し、ヨーロッパ(ドイツ、スイス、イタリア)を1か月程度一人旅し、公共交通を軸にしたまちづくりを目の当たりにし、これからは公共交通の時代だと確信しました。 当時、バイタルリード広島支店はまだマンションの一室で畳の上に机を置き、数人で仕事をしている状態でしたが、「業務はもちろんだが、一緒に会社の仕組みづくりをしてほしい」と誘われ、大手ではなかなか味わえない「会社をつくる」という部分にも参加できることに大きな魅力を感じ、入社を決意しました。
仕事内容
多くの社内プロジェクトに参加し、より働きやすい会社をつくるための取組を行っています
仕事になる前の相談やコンペに勝つための提案書作成とプレゼンテーション、受託した業務の遂行 (調査の企画・実施・とりまとめ、問題・課題の抽出、事業実施に向けた調整、計画書のとりまとめ、事業の実行支援、事業評価など)といった具合に幅広く仕事をしています。
また、業務とは別に、多くの社内プロジェクトに参加し、より働きやすい会社をつくるための取組を行っています。会社がより働きやすくなり、スタッフがいきいきと仕事に取り組み、 クライアントにも良い成果が提供でき、より良い社会の実現に少しでも貢献できれば、これ以上良いことはありません。
仕事のやりがい・醍醐味
自分の提案が社会に良い影響を与えていることを知ったときが最もやりがいを感じます
自分の提案がベースとなり、これまで停滞していたまちや人が動き出し、良い方向に進んでいるときが最も仕事のやりがいを感じます。 また、発展途上にある会社の問題点や課題を分析し、よりよくする活動も、中小企業ならではのやりがいを感じられます。
メッセージ
わが社は従業員50人未満の小さな会社ですが、この業界では一目置かれる存在になりつつあります。 その力の源泉は、「チャレンジする人を後押しする企業文化」です。 まちを元気にしたい人、業界のパイオニアになりたい人、仕事と子育ての両立を図りたい人など、志を高く持ち、共にチャレンジできる人の応募をお待ちしています。
キャリア年表
2007年 入社(29歳) | キャリア採用で広島支店に入社。いろんなことにチャレンジできる自由闊達な社風、 マンションの1室で畳の上にデスクを並べて仕事する環境(当時)の下で、新鮮な気持ちで仕事に励む。 一方でこれまでやってきた仕事と内容・やり方が結構違って、日々悪戦苦闘。プライベートでは、転職・引越しを機に入籍。 |
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2009年 業務の主たる担当者へ(31歳) | 公共交通計画の策定や事業の実行支援・評価、道路整備に関する合意形成など、各種業務の主たる担当者として取り組むようになる。 また、この頃からプロポーザル(※)の提案書作成も任されるようになり、「自分の提案がクライアントに評価され、採用される」 ということに大きなやりがいを感じ始める。 ※プロポーザル…発注者が業務を発注する際、複数の者に企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定する方式 |
2013年 技術士(建設部門)取得(35歳) | 仕事を任されることが多くなる中でより高みを目指すべく、家族等の協力を得ながら勉強時間を確保し、技術士(建設部門)を取得。試験勉強を通じて社会資本整備の奥の深さを改めて知るとともに、社外にもネットワークが広がるようになる。業務でも管理技術者として業務全般を主導する立場となる。 |
2014年 第二子(次男)誕生(36歳) | 次男が生まれ、これまでの生活とは状況が一変する。子育てはほぼ任せきりだった長男の時と違い、共働きで妻も仕事が忙しくなる中、時短制度を利用して家事や保育園の送迎などをすることが増える。 様々なしがらみや慣習がある中で、自分もどうすれば仕事をしながら子育てをうまくこなすことができるかを考える機会が自然に増える。 |
2016年 働きやすい環境づくりへの取り組み(38歳) | 部次長となり、業務を進めながら部下を育成する一方で、自分の体験を活かして働きやすい職場づくりにも積極的に関わる。特に資格取得支援や人事評価制度導入といった社内プロジェクトに関わり、チャレンジする人を後押しする仕組みのあり方を日々考えている。家庭では2人の男の子の面倒を見ながら四苦八苦の毎日。 |
その町を好きになり、その町のこと、
人のことを思って業務を行うようにしています。
交通計画コンサルタント
総合計画部 次長 / 新規事業推進室 室長
福井 のり子 Noriko Fukui
2011年新卒採用
入社動機
大学で学んだ専門性のある仕事、そして女性が働きやすい会社を目指すと聞いたことがきっかけ
大学では、都市計画・交通計画について学び、自動車CO2排出量に関する研究や中山間地域の公共交通に関する研究を行いました。 大学で学んできた都市計画・交通計画を専門にした仕事がしたいと考えたこと、そして女性が働きやすい会社を目指すと社長自身から聞いたことが入社の動機です。
特に業務では、自分が研究してきた中山間地域などの地方の計画が行えることや、学会発表や大学との協同研究を行うなど高い専門性があることが魅力だと感じました。
仕事内容
誇りをもって暮らしてもらえるような地域づくり
主に行政機関(市や県)をお客様にしており、自治体の公共交通計画の策定や社会資本整備計画の策定に関する合意形成の支援などを行っています。
具体的には、アンケートやヒアリング調査の設計・分析や、各種ビックデータ(プローブデータや交通ICカード、中山間地域の集落データなど)の分析を行い、 課題を検証して事業提案などを行います。
また、その他にも住民や関係者を巻き込んだワークショップの運営や公共交通の利用促進策の提案などを行い、地域の方々がより住みやすく、 また誇りをもって暮らしてもらえるような地域づくりに向けたお手伝いをしています。
仕事のやりがい・醍醐味
これまでの仕事の中でできた「繋がり」は自分にとっての財産
仕事をする中では、直接のクライアントである行政担当者の方だけではなく、地域に暮らす方々や関係する専門家の方など、様々な方との連携や協力が必要で、 これまでの仕事の中でできた繋がりは自分にとっての財産だと思っています。
また、様々な地域に関わらせてもらえることも、とても幸せに感じています。
一方で、その地域のことを好きじゃないと良い仕事はできないとも感じており、 その町に暮らす人や風土、歴史すべてを通じて、その町を好きになり、その町のこと、人のことを思って業務を行うようにしています。
メッセージ
就職はゴールではなくスタートであり、自分がその会社に就職してから何がしたいか、どう生きていきたいかを真剣に考えることだと思います。
言い換えれば就活期間中は、自分の人生を考える一大チャンスだと思いますので、悩んで行動して今の自分にできる最善の道を選んでほしいと思います。 そうすれば、もしも壁に当たってもがんばることができるし、次のステップにも踏み出せると思います。
キャリア年表
2011年 入社(24歳) | バイタルリード初の新卒採用として入社。最初は議事録作成などから始まり、専門用語など分からない言葉も飛び交う中、 悪戦苦闘。それでも周りの先輩社員にも恵まれ楽しく仕事に打ち込む。 |
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2013年 業務の主たる担当者へ | 公共交通計画の策定や道路の整備効果検証、モビリティ・マネジメントなど、各種業務の主たる担当者として取り組むようになる。 各地域の現場に行き地域の良さを発見しながら、仕事の楽しさを実感。 |
2014年 技術士(建設部門)合格(26歳) | 仕事に打ち込む中、資格を取得し武器にしたいという気持ちが強くなり、猛勉強して最短で技術士(建設部門)を取得! 資格取得の勉強を経て、関わる仕事をより広い視点からも見ることができるようになる。 |
2015年 広島大学大学院博士課程後期入学(28歳) | さらなるステップアップに向けて、働きながら大学へ行くことを決心。日々の業務の中で感じてきた課題や実践的な取り組みをテーマに研究する。 仕事との両立や、英語での発表などにも四苦八苦。 |
2016年 | 海外赴任していた夫も戻り2人暮らしの生活がスタート。業務でも管理技術者になり、部下を育てるなど重要な役割を担うようになる中、少しずつ家庭との両立も目指す。 |
入社動機
仕事環境に惹かれ、技術者として成長していけそう
大学院を修了後、国家公務員として勤務をしていましたが、広島へのIターンを決め、転職活動をしていた時に大学の先生にご紹介を頂いたことがきっかけです。もともと交通計画の研究をしていたこともあり、転職をするならば、「交通のことなら遠藤に聞いてみよう」と言われる人になりたいと思っていたところ、大学の先生に「それならバイタルリードが良い」と紹介して頂きました。中小企業でも大手企業に負けない技術力を持っていて、技術者としても成長していける環境に惹かれました。
仕事内容
交通計画の立案、新たな交通手段導入に関する合意形成支援
公共交通を中心とした交通計画の立案や、新たな交通手段の導入に関する合意形成の支援などを行っています。 具体的には、交通計画の立案に必要なデータ収集(関連する計画の情報収集やアンケート調査、ヒアリング調査など)を行って、住民の方や観光客の方などの移動のニーズや交通に関する課題の分析などを行い、計画を立案していきます。合意形成では、住民の方々と交通の課題を共有しながら、住民の方々と一緒につくり上げることができるように、分かりやすい資料づくりを心がけています。
ある日のスケジュール
8:00 | 出社、メール・新聞記事のチェック |
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11:00 | 協議のために外出。車や電車での移動も多くあります。 |
12:00 | 昼食。外出がお昼をまたぐときには、どこに食べに行こうか楽しみにしています。 |
13:00 | 相手先との協議 |
16:00 | 帰社。協議を受けて作業事項を整理。 |
19:00 | 退社 |
仕事のやりがい・醍醐味
地域に深く入り込み、自然とその地域が好きになる
仕事で携わる市町村に深く入り込んで業務を行っていくので、自然とその市町村が好きになっていきます。好きになっていくと、仕事にも熱が入っていきます。まだ自分のした仕事が形になってはいないのですが、いつか自分のした仕事で好きな市町村がよりよく暮らせるまちになっている日を夢見て仕事をしています。
メッセージ
交通をキーワードに元気で幸せな社会をつくっていけるよう、社員一丸となって取り組んでいます。中国地方から日本全国を元気にしていくことを目指して、一緒に頑張っていきましょう! 色んなことに積極的に取り組みたいという方は、きっと楽しい仕事が一緒にできると思います!
入社動機
今までのキャリアを生かして、地方に貢献できる会社でお仕事をしたい
前職では、東京のベンチャー系IT企業で働いていました。 「このままずっと東京で、24時間眠らないサービスを提供しながら暮らしていくのか?」と疑問を感じていましたが、変えるきっかけもつかめず、毎日を過ごしていました。 たまたま、夏休みに「出雲大社に行こう!」と思いついて検索していたところ、 「ITworks」という島根県のIT企業の転職イベントを見つけ、参加しました。 そこで社長に出会い、業務内容の説明を受け、 バイタルリードは「都会の仕事の下請けではなく、地方を元気にするための仕組み作りに取り組む企業だ」という事を強く感じ、入社を決意しました。
仕事内容
お客様に向けて企画提案
私は、プログラマーやデザイナーという、所謂エンジニアではありません。お客様に向けて企画提案を行い、受注後は要件の詰めや工期管理、文書の作成など、製造工程以外を担当します。専門的に1つの工程を担当するのではなく、その時々に応じて業務内容が変わります。また、会社の改善活動への参加、部門の管理など社内業務も担当しています。
ある日のスケジュール
8:30 | 出社。メールやスケジュールを確認。 |
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9:30 | 客先訪問 |
12:00 | ランチタイム(自宅が近いので帰宅し、スキマ家事など) |
13:00 | 提案書作成・問い合わせ対応など |
16:00 | 着手中案件の進捗会議(システム部会は2週間に1度) |
17:00 | お客様とのWeb会議(出張する事もあります) |
18:30 | 帰宅 |
仕事のやりがい・醍醐味
お客様とエンジニアと一緒にシステムを作り上げていく
「お客様にとって最適な手段を提供し、かつ、エンジニアが不幸にならないこと」が最重要ミッションだと考えています。 様々なスキルが必要になりますが、リリース時の喜びとメンバーとの一体感は最高です。また、お客様からの「使って良かった」というお声もうれしいのですが、「追加でこういう機能が欲しい」「もっと発展的にシステムを使いたい」などのお声を頂き、 お客様とエンジニアと一緒にシステムを作り上げていくことがやりがいとなります。
メッセージ
情報システム部の業務内容は多岐にわたります。使う言語や技術も様々。利用目的に応じて最適なソリューションを考えることからすべてが始まります。場合によっては、「システム化する必要がない」と判断することや、「これってITだっけ?」というお仕事もあります。「何事も自分の頭で考える」「実際にやってみる」という姿勢を大事にしてください。 入社すると、色々なスキルの人がいて、刺激的ですよ!
入社動機
会社の雰囲気が決め手でした
東京で行われた島根県のIT企業の転職イベントで会社説明を聞いたことがきっかけです。交通計画やGISの知識はありませんでしたが、前の会社でRubyとRを使っていた経験が生かせそうだったこと、会社訪問したとき雰囲気が良かったこと、大学と連携して新しいことにも取り組んでいるといったことが入社の動機です
仕事内容
詳細設計から、コーディング、テストまですべてを行う
PHP, Ruby on Railsのシステム開発とRを使ったデータ分析をしています。 最近では、バスの乗降数を集計・分析するシステムやデマンド型乗合交通の予約システムなど交通に関係するシステムの開発や、除雪車両の位置を管理するシステムや、シフトスケジューリングシステムのシステム構築を担当し、詳細設計から、コーディング、テストまですべてを行っています。
8:15 | 出社 |
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8:30 | 開発中のシステムのコーディング |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 部下の開発システムのレビューなど |
18:00 | 社内勉強会 |
19:00 | 退社 |
仕事のやりがい・醍醐味
少人数開発ならではの責任と達成感
ユーザーが抱えている課題を解決できるシステムを作ることにやりがいを感じています。情報システム部は少人数で開発しているので一人ひとりに任される仕事量が多くとても責任を感じながら取り組んでいます。
メッセージ
IT分野の変化に遅れないためにも自主的に新しい技術を習得することが必要です。弊社では、常に新しい技術を求められます。プログラミング言語やツールなど開発スキルほか、GISやオープンデータのデータ分析手法など、さまざまな技術に関心を持ち、積極的に学ぶ姿勢を身につけていくことが重要です。
入社動機
社長の「地域を活性化したい」という言葉
もともと東京にあるIT会社で働いていましたが、縁あって島根にIターンすることになりました。
少し話がそれますが、IT業界は大きく分けると開発と運用の2種類あります。開発はトラブルが起きると夜中でもすぐに対応しなければならないプロジェクトもあるし、運用はシフト制で24時間体制で仕事しなければならないプロジェクトもあります。(※もちろん、そうではない場合もあります。)
私はプライベートでは子育て中なので、そういったプロジェクトには携われないですし、ワークライフバランスが取れる企業で長く働きたいと思っていたので、その軸で就職先を絞り込みました。
決定打になったのは、バイタルリードを見学した際に「地域を活性化したい」と社長の言葉でした。これまでは地域に根差したプロジェクトではなかったのでそこに魅力を感じ、面接を受け、現在に至ります。
仕事内容
お客様の要望を実現するためのシステム構築を考える
地域に密着したシステム開発の仕事に携わっています。「こんな仕組みが欲しい!」とお客様から言われたときに、その要望を予算内で解決・実現するにはどのようなシステムを構築すれば良いか?を考えることが主な役目です。
地域に密着するというだけあって大規模なシステム開発ではないですが、お客様と密に関われることや、小回りの利くシステム開発が可能なので、自分たちで決められる自由度が比較的高いです。
また、自社サービスを社内メンバーだけで開発することもあれば、他社と協力してシステム開発することもあります。私の現在の仕事はまさしく他社と協力してシステム開発プロジェクトで、システム要件を固めて他社へ伝える仕事がメインですが、時々プログラムを組んだりもしています。
仕事をするうえで心がけていること
前向きに考える、行動に移す
前向きに考えること・行動に移すことを心掛けています。もともとはネガティブ思考な人間なので、不安や心配が先に立ってしまってなかなか行動に移せないことがありました。ですが、ネガティブに考えた後は「よし、やってみよう!」とポジティブに切り替えるようにし、一つ一つの小さなことを解決し続けることで自信につなげるようにしています。
直近の出来事ですが、前職がIT業界だったのにも関わらず扱う技術や社風、チーム体制、求められることなど、ほとんどのことが全く異なりました。最初は「やっていけるんだろうか・・・」と不安になり凹みもしましたが、「やったことがないなら、これからやればいい」と最初の一歩を踏み出すことで、自分自身の成長に繋げています。
自己分析の方法
「何がしたいのかが分からない」という時は「何がしたくないのか?」を考える
「自分の性格がこうだから、こういうところに就職しよう!」というよりも、「自分は将来こういう職場で働きたい!こういう働き方をしたい!」というように、「自分がどうしたいのか」に焦点をあてると良いと思います。「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」という有名な言葉にあるように、自分のこころざし一つで行動は変えられるものだからです。
「何がしたいのかが分からない」という時は「何がしたくないのか?」を考えて分析するのもオススメです。そうすると自然とやりたいこと・やれることが絞られます。
メッセージ
社会人になれば自分の大切な時間の8時間以上(通勤もあるので)を仕事に費やすことになるので、仕事をしたいと思っている人も仕事をしたくないと思っている人も、せっかくやるならぜひ楽しむことを忘れないでほしいです。もちろん、社会人生活がすべて楽しいことばかりではなく、辛いときもあります。
弊社は、コンサル部門もシステム部門もプロになるための日々の努力を欠かしません。システム部門においては少数精鋭のため、自分が得意としない技術や知識を習得しなければならない時もあります。
ですが、つまずいても支えてくれる仲間や上司が弊社にはいます。仲間がいることで頑張れることってありますよね。自分にとって楽しいとは何か。ぜひ考えてみてください!